こんにちはっっ

昨日のインスタライブありがとうございました!


質問でプロビジョナルレストレーションの事が出ましたが、詳しく聞かないまま終えてしまい、いざ書こうと思った時に

「・・・プロビって普通の時の話?それともインプラントにおけるプロビの話?」

となったので、見当違いなこと書いてたらごめんなさい。

「そこじゃなくてこれ聞きたかったんですけど・・・」ってコメントください 


まず「テック(テンポラリークラウン)」って言葉は知ってますよね?それとプロビ(プロビジョナルレストレーション)」の何が違うの?ってところから。


基本的にはどちらも最終補綴物が入るまでの間、

・隣在歯の傾斜を防ぐ
・対合歯の挺出を防ぐ
・歯肉の位置を決める(テックやプロビ入れてないと折角形成したマージン部まで歯肉が盛り上がってくることがあるから)
・形成部の欠損を予防(食べ物噛んで端欠けるとか)

っていうのはどちらも当てはまるのですが、決定的な違いは

プロビは(仮)最終補綴物!

ってこと。

テックは上記の役割を果たして、チェアサイドで作られますね。言い方悪いけど、役割果たして見た目白けりゃいい的な。←本当はこんな適当なものじゃないけどね!

プロビに関しては、技工士さんも関わってどこで噛ませるか、見た目はどうか。

もしプロビで機能も見た目もOKならばこの感じで最終補綴物を作りましょうって意味なのです。


ちなみに材料も違います。

テックは即時重合レジンで作ることが多いです。
これは重合の際に結構膨張して誤差が出ますし、見た目も透明感はないので前歯などはシェルと即時重合レジンを使わないといわゆる「芋テック」になりえます。 

プロビの材料は
咬合圧に耐えられる強度が必要
耐摩耗性
色調
安定感

という条件から即時重合レジンでは絶対に作れません、

強度ないしすぐ摩耗するからね。

そんな違いがあります。

なので、どちらかというとメタルボンドクラウンやブリッジ入れるとか、インプラントの上部構造作成する前とか 自費の治療の際に行われます。

保険でプロビまで作ってたらまじで労力半端ないね。金パラのクラウン入れるのにプロビ作るメリットそんなにないし。


もちろん材料も進化してるので、テックだけど即時重合じゃないやつもあります。

形成する前に印象とっておいてそこにレジン流し込んで光照射で硬化するやつとか。

それだと研磨するとそれなりに綺麗にはなります。プロビに比べたらそりゃ劣るけどね。 

プロビに関してはこんな感じです。

すっごく簡単にいうと

「テンポラリークラウンは即時重合レジンでチェアサイドで歯科医師が作る。」

「プロビジョナルレストレーションは技工士さんが作って、それを元に最終補綴物が作られる。」