こんにちはっっ

今日はライフステージ別の投薬の注意点です。

薬物の体内での流れは
「吸収」→「分泌」→「代謝」→「排泄」

でしたね。


まずは小児。
成人とは代謝の時間などが異なります。

基本的に小児の投薬には体重を用います。
消化管の通過時間が短いので、吸収速度が遅い薬は吸収されにくいことがあるのと、胃の内容排出時間が長くて不安定なので、吸収速度にばらつきがある。という特徴があります。

そして体重あたりの水分量が多いので、一般的には血中濃度のピークは低くなります。

腎臓の働きが、新生児から乳幼児にかけては低下するので、腎排泄型の薬は半減期は延長する。

というのが特徴です。




次に高齢者。

腎機能の低下と、肝臓への血流量が低下するので、代謝や排泄にかかる時間が長くなる傾向にあり、血中半減期は延長されます。

注意点として、半減期の短い薬剤は十分な血中濃度に達しない可能性がある。反対に半減期が長い薬剤は重篤な副作用が起こる可能性がある。

認知症の方だと、副作用が出ても自分で訴えることができなかったりするので、気づくのが遅れる可能性があるので気をつけなければいけません。

最後に妊婦。

以外にも受精してから14日は薬剤に抵抗性があるので、影響はそんなにないですが、もし影響があったとしたら流産します。14日っていうのはまだ妊娠していることに気づいていないし、生理予定よりも前ですね。15日から55日の間は薬剤への感受性が強いので、異常が出やすいです。

妊娠初期は体が作られる時期なので異常として奇形が出たりします。
妊娠後期はもう器官は出来上がっていますが、例えば妊婦のヨード多用(毎日イソジンガーグルでうがいするとか)は胎児の甲状腺機能の低下のリスクがありますし、ロキソニンなどの非ステロイド消炎鎮痛剤は動脈管に対する収縮作用があるので避けなければいけません。
妊婦に出すものでは「カロナール」です。非ピリン系解熱鎮痛薬になります。

抗生剤に関しては、投与してもいいとされているものは
・ペニシリン系
・セフェム系
・マクロライド系
と言われています。

テトラサイクリンは変色歯の可能性、ニューキノロン系は催奇形性。その為妊婦には禁忌です。